音楽についてのお話
 
1.「音楽」は楽しいもの
2.先生探しの旅
3.自信を持つと楽しい
4.いつも感謝していよう
5.音楽はその人自身
 

 

「音楽」は楽しいもの
 

あなたもピアニスト♪

 
「音楽」という字は「音を楽しむ」と書きます(^^)

「音が苦」になっている人はいませんか?

英語で楽器を奏でることを「play」と言います。
サッカーをすることも「play」と言います。
どちらも元々は遊ぶ(play)という動詞から来ています。

だから"Let's play piano!!"

(文法上、普通はplay the pianoと楽器の前にtheを入れるのですが、
例外としてプロの場合はtheを省略します。)

音楽を楽しむ心にプロもアマチュアもありません。
思いがあって音を出す、それだけのことです。

今まで一度もピアノにさわったことがない人も、
わくわくしながら鍵盤を「ポン」と鳴らしてみてください。
きっとすごく楽しいでしょう(^^)

『音楽』していれば、もうそれで立派なピアニストなのですよ♪
 

 
 
先生探しの旅
 

レッスンが楽しい♪

 
ピアノの先生はたくさんいるけれど、どんな先生に習うのがいいの?

答えは簡単♪「その先生に習っているとわくわくできる」かどうかです。

自分が楽しいと思っていないと、どんなことも身につきにくいものです。
その先生に習うことでより楽しさを感じることができたら最高だと思います(^^)

楽しいと言っても、甘やかされるということとは意味が違います。
その先生と接することで自分の未来に対してわくわくできるかどうかです。

先生を選ぶのは生徒の大切な権利です。
レッスンの内容にも信頼を置けて、なおかつ馬が合う、一緒にいて楽しい、
・・・そんな先生に巡りあうまで、「先生探しの旅」をすることをお勧めします。

 
 
 
自信を持つと楽しい
 

競わない比べない♪

 
「あの人はもっと上手だから…」とか「私は人よりわかっている」とか、
そんなことを言う人がいます。・・・でも、果たしてそれは楽しいことでしょうか。

なにごとも人と比べているうちは、心から楽しむことはできません。
比べるということをやめると、驚くほど気持ちが楽になります♪

コンクールでも、自分に自信を持っていないと一喜一憂で終わってしまいます。
自分に自信を持つということは、本当は誰でも今すぐにできることなんです☆

「自信」というのはすなわち「自分を信じる」ということです。

「人からこう思われよう」と意識していると、いつまでも自分の足で歩けません。

「私がどうしたいのか」を考えて楽しむことが自信につながると思います(^^)

 
 
 
いつも感謝していよう
 

楽しくないのは傲慢♪

 
今ここに自分がいる、こういう風に弾ける、そのことに感謝してみましょう(^^)
自分の存在や演奏を否定(○○であるべき、○○せねばetc.)すると苦しいですが、
肯定すると楽しくなります。

演奏後に欠点の話ばかりして暗い気持ちだけを引きずることをやめましょう。
むしろその場合は、今後の課題もわかったのですから喜んでいいと思いますよ(^^)

そして、当たり前のようにうまくいったところにも感謝することを
忘れないでいられると、在りのままを否定せずに受け入れられるようになります。

今自分ができる演奏を心から楽しんで幸せを味わうことができるはずなのに、
それをせずに「あれもこれも身に付けて完璧になってから楽しもう」と思っていると、
一生いつまでたっても「いつも足りない」という思いのままです(^^;

ちょうど「押し寄せる波が途切れてから海に入る」と言っているのと同じことです。

もちろん、幅広い感性や知識・技術を求めることは大切なことです。
それは大きな楽しみの一つです。

「足りない、○○しなければ、こうでなくてはいけない」ではなく、
「○○できたら嬉しいな。○○したいな。」と思ってみてはいかがでしょう。

「足ることを知る」そんな心持ちで感謝の気持ちをいつも忘れずにいたら、
自分も他人も否定することなく、楽しみながら今と未来を生きていかれると思います。

 
 
 
音楽はその人自身
 

豊かな人生を♪

 
音楽には、その人自身が表れます。

「修学旅行の期間、練習ができなくなってしまうので、行くべきかどうか迷っています」
・・・以前、そんな相談を受けたことがあります。

僕は家でピアノの練習をしているよりも、旅行に行った方がいいと思います。

友達と楽しい思い出をたくさん作れるチャンスなのですから(^^)

音楽家にとって音楽は一番大切なものではありません。
一番大切なのは「生きる」ということです。人生の豊かさそのものです。

「音楽をとったら何も残らない」・・・ちょっと聞くと恰好よく聞こえますが、
そんな人に音楽はできない、というのが本当のところでしょう。

もちろん音楽家は音楽に生き甲斐を感じています。
仕事にしている(好きな「事」に「仕えている」)くらいですから。

それでは、どうしたら豊かな音楽を奏でることができるでしょう。

それは、豊かな心を持つことではないでしょうか。愛情、優しさ、感謝の気持ち・・・。
暖かい心を持った人が奏でてこそ、初めて人の心に触れる音楽になるように思います。

そして、そのためには一つ一つの出会いや経験を大切にしていく気持ちが大切です。