レッスンの内容
 

 

 
 
 
〜〜〜 レッスン風景から 〜〜〜
 

 ある小学生の男の子が曲を弾いてくれた後に「自分で良かったと思うところを5つ挙げてごらん」と質問をしたところ、「んー。悪かったところならいっぱいあるけど。」と、やや消極的なお返事(^^;

 「じゃあ、悪かったところってどんなとこ?」「えーと、まずいっぱいつっかえたこと。」「うんうん、それから?」「あと、右手が弱かった(補足:右手のメロディーが立たないことをこれまでによく指摘されていました)」「うん、そうだったね。まだあるかな?」「フォルテとかピアノをしなかった」「うん、そうだね。もし強弱のめりはりが上手につけられたらもっと曲が生き生きとしてくるよ。・・・悪いところが3つ挙げられるのなら、必ず良いところも3つ以上挙げられるようにしてごらん。ちょっとしたことでいいんだよ。このフレーズは気持ちを込めて弾けたとか、この音符をミスしないようになった、とか。そうしたらきっともっと楽しくなれるよ(^^)」

 同じ子に、日をおいて同じ質問をしました。すると、「間違えたところより、間違えなかったところの方が多かった!」と元気良く答えてくれました・・・(^^; 前向きというのはそれだけで楽しいことですね♪
 
 今では「指使いが守れた」とか「明るく弾けた」とか、自分の演奏を前向きにとらえていくことができるようになったと同時に、意識的に「良いと思えること」を考えて練習してくれるようになりました。嬉しいことです。自分の求めている演奏のイメージを持つことができるようになると、どんどん上達していきます。これから彼の演奏を聴くのがますます楽しみになりました。

 
 
           
 
 
♪♪♪ こんな内容のレッスンをしています ♪♪♪


初心者の方は子供から大人まで、リズムや音読みの初歩の勉強から始めます。

音を読む勉強(ソルフェージュやリトミック)を中心に、
自然に音符に親しむことができるよう楽しく勉強していきましょう。

教本に載っている曲も、僕と一緒に弾きながら曲が持つ世界を一緒に味わっていきましょう。


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ある程度曲が弾ける方は、ソルフェージュ的な勉強や理論の学習、幅広い音楽の知識や技術の開発など、
総合的にアプローチします。皆様の個性を大事にしながら柔軟なレッスンをいたします。
お好きな曲を楽しんで弾きながら、徐々に内容を深めていきましょう。


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音大生(卒業生含む)や受験生など専門教育を受けている方、それと同等の演奏の力を持った方は、
演奏のさらなる向上を目指し、より深い楽譜の読み方なども勉強していきましょう。

調性、ハーモニー、非和声音などを敏感に感じ取り、音の関係と扱いの質を向上させましょう。
具体的にどのようにアゴーギクや響きのバランスをコントロールしていったらいいのかを探求していきます。

テクニックに関してもより深く磨いていきましょう。

レガート奏法で気をつけるべきこと。(息づかい、音の瞬間的な重なり、隣同士の音の強弱関係 etc.)
一段レヴェルの高いペダリング技術について。(音色のコントロールを行うために手をフリーにする方法 etc.)
自在なテクニックと音色コントロールのためのコツ。(様々な音型や技術に対して、それを楽にこなす工夫や方法 etc.)

などなど、

実際に曲を詳しく弾いていきながら一緒に体験していきましょう。


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他の先生につきながら、かけもちでお越しいただいても構いません。
演奏技術に不安のある方や、勉強方法に悩んでいる方は、どうぞご相談ください。

和声法、作曲、聴音・ソルフェージュ、音楽理論のレッスンも行っています。

生の音楽に触れる機会もたくさん提供し、「音楽」という文字どおり、
音の楽しみを体感していただけたらと思っています。



 
 
♪♪♪ 例えばこんなことをしています ♪♪♪
 
 
  
練習の実践
  

 ピアノの上達のために練習は欠かせないものです。しかし、練習と一口に言っても、その目的と手段がはっきりわからないと、ただ時間を空回りさせてしまう恐れがあります。何のために何をどのようにやったらいいのかが見出せないと挫折に追い込まれてしまうこともあります。実際にそのような悩みを抱えていらっしゃる方も多いようです。

 効率的に実力アップを図るには、練習の意味と実践を正しく捉える必要があります。レッスンでは、「理想をイメージし、そのために必要な技術や状態を思いつき、どのようにしてそれを手に入れるか」を主体的に考えていけるように皆様にお伝えしていきます。

 例えばその一部ですが、ここにご紹介させていただきます。

 練習において、まずなによりも大切なのはイメージ力です。目標やイメージが明確であればあるほど、それを得るための道すじがはっきり見えてきます。ですので、まずはイメージを持つということが習慣付くように導きます。

 イメージができたら、今度はそれを実現させるための練習方法を考えて実践していきます。練習にはいろいろな種類があります。曲の随所で具体的な練習方法を実践を通して御紹介いたします。同時にその方法を皆様にも実践してもらい、意識や注意の方向がずれている時にはその場でアドヴァイスさせていただきます。普段の練習の能率や効率がアップするよう、
様々な「良い練習」を身に付けていただきたいと思っています

 
・部分練習

 一度にたくさんのことに気を使うのは大変なことです。ですので、問題点を複数含むのではなく、一つだけしか含まない短い範囲での練習が効率的です。ある一つの動作のコツを得るために練習したいのに、その前後にある問題まで同時に処理しなければならなくなると注意力が散漫になり、結果としていつまでもなんとなく弾けないままになってしまいます。問題を一つ一つクリアーしていくことの達成感と楽しさを味わっていただき、同時にその方が早く仕上がっていくことを体感してもらい、皆様お一人でもそれができるように導いていきます。
 

・流れをつかむ練習

 指の都合や技術的な障害が原因で、本来そこの音楽がどう表現されたいのかを見失ってしまうケースが多く見られます。そのような時には、楽譜どおりではなく、そこの部分の要点がわかる形(和声進行のみに要約した形や伴奏形を変化させたものにして、弾くのが簡単でしかも大事な線がくっきり見える形に変えて、音楽的な欲求がどうなっているのかを示すことができるようにします。本来はこう弾きたいんだ、というイメージがはっきり持てればあとはその中で細かい問題を処理していけばすむことです。視点が細かすぎて大筋を見失っていないかどうかもレッスンの中では同時にチェックしています。
 

・音形や意識を変えた練習

 問題の一つ一つについて、「なぜ問題なのか」「どうしたら解決するのか」をしっかり見据えます。技術的な困難が発生した場合、ほとんどの場合は弾き方が最善のものではありません。最も良いテクニックとは最も体が楽であるということです。全ての音に意識とコントロールが行き渡るために、その場その場に適した練習法があります。リズムを変えて問題点を浮き彫りにして治療する方法、やりやすい音の形に変えて理想のテクニックを体感して完成後の感覚を先取りする方法など、多種多様な練習方法の実践を行います。
 

・暗譜の実践

 「10分間あれば、初めて見る4小節でも暗譜することができる」というのが僕の持論です。あまりにも複雑な作品は例外ですが、ショパンやベートーヴェンの楽譜であれば短期での暗譜が可能です。具体的に暗譜していく過程を、練習の実践を通して御紹介します。その後、皆様にも制限時間と覚える範囲を指定し、その練習の様子を観察してさらに効率をあげるためのアドヴァイスをします。
 

・練習とは楽しいもの

 こう弾きたいというわくわくするイメージがあって、それを形にしていくことが練習という作業です。そこに苦しさや過酷さは必要ありません。イメージを形にしていく過程の一つ一つを楽しみましょう。
  

 
 

 
 
  
2台のピアノを使って・・・
  

 レッスンの部屋にはグランドピアノが2台並んでいます。皆様が弾いている時に、その演奏をより生き生きしたものに導くための補助的な伴奏を添えることがあります。

 例えば、和声の感じ方が少し弱いかなと思う時は、曲の骨組みになっているハーモニーの形を伴奏として付け加えさせてもらったり、ノリがイマイチだなと思う時は、低音域を使ってビート感を示したり、表現が思うようにできていないなと感じる時は、補助的に伴奏を添えて表情を煽ったりすることがあります。※

 また、右手と左手を2台に分けて、皆様には右手の部分を弾いてもらって、僕が左手パートを受け持つなどして、曲の感じをより掴んでもらったり、ピアノが2台あるメリットを色々な場面で生かしています。

 音あてクイズ(聴音の基礎)やメロディー真似っこなどのソルフェージュ的な感性を養う遊びも、2台のピアノを使うことで効率的に楽しむことができます。

※Sさんが嬉しいメッセージを寄せてくれました。ありがとうございます。
「ツェルニー40番を勉強しているのですが、レッスンで弾いてる時に先生がもう一台のピアノで伴奏(?)をつけてくださり、ノリノリで弾けました。自然にクレッシェンドやディミヌエンドなどの動きもつけられて、改めて曲の良さを知ることができました。」
 

 
 
 
 
  
脱力の指導(自然なテクニックへ)
  

 動作や思考が自然の法則にかなっていると、本来あるべき力が十分に発揮され、最も美しいものが生まれるように思います。音に対する感覚(特にハーモニーの必然的法則)・テクニック的なことに関しては、知れば知るほど深い演奏をすることが可能になります。

 技術的な面においても、本来もっと楽に弾けて、もっと良い音が出るはずのものを、不必要な動作(力を入れるなど)の習慣がついてしまっているせいで、自ら演奏を困難なものにしてしまいがちです。

 レッスンでは、皆様の手の状態を分析し、より楽にピアノが弾けるような体の使い方を指導します。場合によっては、指の神経や筋力をアップさせるトレーニングも取り入れ、演奏の道具としての手の状態もより良いものに変化させていきます。

 呼吸法から気持ち(イメージ)の持ち方、足の位置、姿勢、腕の重みの使い方などを総合的にフォローし、最終的にとても楽にピアノが弾ける状態を目指します。一回のレッスンで見違えるように演奏法が変化し、それまで一向に弾けなかった部分がいとも簡単に弾けるようになってしまったというケースも何度か目の当たりにしています。

 上手なピアニストは腱鞘炎になることは稀です。それは手に無理な負担をかけずに合理的に弾いているからです。楽に弾いてるように見えるのではなく、実際に楽に弾いているのです。「あの難しい曲が楽々弾けちゃうなんて、やっぱり特別な人なんだな」というのは間違った認識です。特別な人なのではなく、楽に弾く方法を身に付けているだけです。誰でもそれを身に付けることはできます。なにか難しいことにぶち当たった場合、それをそのまま頑張るのではなく、それを簡単なものに感じるためのテクニックを探すことにしたらより楽しくなります。自然の法則(重力、人体の構造、心理作用)を突き詰めていけば、最も合理的な方法が見つかるものです。壁はあると思うからあるのであって、見方や方法(すなわち自分自身)が変わることで、壁が壁でなくなるものです。
 

 
 
 
 
  
ソルフェージュ遊び
  

 演奏というのは、物語の朗読と似た部分があります。同じ物語を同じ脚本で語ったとしても、話し手が違えば全然違うものになります。話し手の表情や呼吸の間合い、声色の使い方、物語のどこを強調するかなどによっても、聴き手が受け取る印象は変わるでしょう。なにを伝えたいかがはっきりしていて、どのようにそれを伝えていくかということ・・・それが強弱や間合いやテンポなどになって表れ、感動的な話にもなれば退屈な話にもなり得るわけです。

 楽譜を読むということは表面的におたまじゃくしを並べられればいいというのではなく、作曲家がどういう音楽をイメージして書いたかを自分の感性というフィルターを通して読み取ることです。脚本を読むように楽譜を読んで、その音楽が表現するものを理解する能力をソルフェージュ能力と言います。

 音楽教育においてはソルフェージュ能力を培うことが最も大切です。楽典、音楽理論、聴音、視唱などは一般的にソルフェージュ科目と言いますが、これらを総合的にレッスンの中に取り入れ、ソルフェージュ能力を身に付けられるように指導しています。

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 初心者の方は、最初は音符の読み方やリズム叩き、音感の訓練など基礎的なことを勉強します。

 小さな子でも、音当てクイズに慣れてくると和音の音を聴いて「ドファラ!」とすぐに答えることができるようになります。さらに楽典の知識と合体して「じゃあ、このドファラという和音はハ長調の中でいうと何の和音かな?」「ハ長調のIV(四度)の第二転回形!」「じゃあ、この次は例えばどんな和音を鳴らしたらいいと思う?」「ドミソかな」「そうだね、I(一度の基本形)に解決するというのは充分あり得るね。その場合は機能的にどっちの方が深く弾かれるべきかな?」「ドファラの方?」「そう、I(一度)に向かって解決するね。じゃあ、話は戻るけど、ドミソ以外も考えられるかな。例えば他にV(五度)の第一転回形に行くっていうこともある得るよね。Vの第一転回形っていうのはどういう音かな?」「ソシレ・・・シレソ?」「正解!!低い音から歌ってごらん」「シーレーソー♪」。

 簡単な楽譜を渡し、弾く前に頭の中でイメージしてもらいます。「どんな曲だと思う?まず長調かな、短調かな?」「長調」「そうだね、じゃあテンポはどんな感じ?」「Andanteって書いてあるからゆっくり目かな」「うん、いいよ。じゃあ、どの辺に一番気持ちがふくらむ山があると思う?」「えーと、6小節目のへん」「うん、そうだね。じゃあ、実際に弾いてみようか」。

 楽譜を見て声に出して歌ってもらうこともあります。歌というのはあらゆる楽器の基礎です。音楽としてどのようにその曲をとらえて表現したいのかを楽器を通す前に声で表現できるということはとても大事なことです。ポリフォニックな多声部処理のできる脳と神経を養うために、二声を手(ピアノ)と声にわけて練習することもあります。

 即興遊びも楽しいものです。五線に左手の伴奏だけ書いた楽譜を渡し、右手を自分で考えながら弾くことをやってもらいます。同じ伴奏で何度もいろいろなメロディーを弾いているとどんどん楽しくなってきます♪誰でも小さな作曲家さんです。いつのまにか自由にコード(=和声=ハーモニー)を扱うことができるようになっていたり、テクニックの幅も広がっていたり、即興演奏のメリットはたくさんあります。

 
 ※ ある程度のソルフェージュ力がある方は、実際の曲を演奏しながら、その中で読譜力を培っていきます。
 

 
 
 

  
[教室の声]

生徒から頂いたメッセージです。ありがとうございます。
(メッセージは原文のまま掲載させていただきました。)

  
N.O.さん
(男性/大人)
 
ピアノを趣味でやっていたのですが、
どうも重い音色が直らず困っていました。
野口さんに思い切って見てもらったら、驚いたことに、
ほんの数分のうちにみるみる音色が変化していきました。
レッスンは2台のピアノを使用するので、野口さんがとなりで
実際に弾きながら教えていただけます。とても親切な方なので、
趣味で弾いている方も安心してレッスンできると思います。