ステップアップ検定
〜裕紀ピアノ個人レッスン〜


 
 
 
♪ ステップアップ検定とは・・・ ♪

スケールやアルペジオ、楽典や聴音など、基礎力を伸ばすためにご活用いただける当教室独自のグレード試験です。
ピアノ演奏をより楽しめるように、ソルフェージュ等の勉強を含めて総合的な実力のバランスアップを図ることが目的です。
皆様ご自身のレッスン計画を立てる上で一つの目安としていただき、実力アップの励みとしていただければ幸いです。
 
 
♪♪♪ 検定の仕組み ♪♪♪

下記に紹介しております各種検定の中からお好きなものをお好きな時に受けていただけます。
なお実施時間については、原則としてレッスンの時間内の一部を割いて行います。
楽典や和声法はレッスン時間より少し早めに来ていただいて、前の方がレッスンしている時に傍らで問題を解いていただいても構いません。

審査のポイントを踏まえて、おおよその内容(例えば楽典では100点満点中90点)がクリアーされていればそのグレードの認定を受けることができ、
皆様にお渡しする検定表(チェックシート)のその項目のチェックポックスに「√」を入れていくことができます。
(聴音、ソルフェージュなど、いくつかのジャンルは飛び級することも可能です。
例えばグレードIIIから受けて合格した場合はグレードIとIIもクリアーしたことになります)


例)スケール グレードI√  グレードII√  グレードIII√  グレードIV□

あくまで自己向上のための目安であり、特別な褒賞等はありませんが、チェックが一つずつ加わっていくときっと楽しいと思います。
 
 
♪♪♪ 受検資格 ♪♪♪

レッスンを受けたことがある方はどなたでも受けられます。
レッスンを受けたことはないけど面白そうなので受けてみたいという方はメールにてご相談いただければ対応いたします。


※参加は自由です。検定に参加しなくても普通にレッスンを受けることができます。
遊び感覚でご興味をお持ちいただける方はどうぞ奮って挑戦してみてください。

 
 
           
 
 
♪♪♪ 検定内容 ♪♪♪
 
スケール(音階)   アルペジオ(分散和音)   楽典(音楽理論)   和声法(四声体和声)
聴音(書き取り)   ソルフェージュ(視唱)   KBS(初見・即興演奏)

  
  
 
★★★ スケール(音階) ★★★

グレードI・・・片手ずつで1オクターヴの折り返し。♯♭3つまでの長調と短調。テンポ自由。長調は2往復。短調は和声的短音階1往復と旋律的短音階1往復をつなげて合計2往復。

グレードII・・・片手ずつで1オクターヴの折り返し。全調。テンポ自由。長調は2往復。短調は和声的短音階1往復と旋律的短音階1往復をつなげて合計2往復。

グレードIII・・・両手一緒で1オクターヴの折り返し。全調。テンポ自由。長調は2往復。短調は和声的短音階1往復と旋律的短音階1往復をつなげて合計2往復。

グレードIV・・・両手一緒で2オクターヴの折り返し。全調。テンポは四分音符が80。長調は2往復。短調は和声的短音階1往復と旋律的短音階1往復をつなげて合計2往復。

グレードV・・・ハノン39番に準ずる。4オクターヴの折り返し。最後にハノンと同じカデンツを付ける(二度七一転、一度二転、属七基本形、一度基本形)。テンポは四分音符が80。長調は2往復。短調は和声的短音階1往復と旋律的短音階1往復をつなげて合計2往復。

グレードVI・・・グレードVと同じ内容。ただし、テンポは四分音符が100。

グレードVII・・・グレードVと同じ内容。ただし、テンポは四分音符が120。

グレードVIII・・・グレードVと同じ内容。ただし、テンポは四分音符が138以上。

※注意 グレードI〜IVの指使いもハノン39番に従ってください。
    
検定では出題範囲内からランダムに6つの調を指定します。
    
お好きなグレードから飛び級することも可能です。


[審査のポイント]
・しっかりと芯のあるフォルテで音の粒が揃っていること。
・指先が反らずにうまく腕の重みを利用したテクニックで弾いているかどうか。
・低音域と高音域での響きのバランス。
・終わりのカデンツの和音の響きの充実感とバランス。
 
 
★★★ アルペジオ(分散和音) ★★★

グレードI・・・三和音のアルペジオ。片手ずつで2オクターヴの折り返し。白鍵だけの調。テンポ自由。長調・短調ともに2往復。

グレードII・・・三和音のアルペジオ。片手ずつで2オクターヴの折り返し。全調。テンポ自由。長調・短調ともに2往復。

グレードIII・・・三和音のアルペジオ。両手一緒で2オクターヴの折り返し。白鍵だけの調。テンポ自由。長調・短調ともに2往復。

グレードIV・・・三和音のアルペジオ。両手一緒で2オクターヴの折り返し。全調。テンポ自由。長調・短調ともに2往復。

グレードV・・・ハノン41番に準ずる三和音のアルペジオ。両手一緒で4オクターヴの折り返し。全調。テンポは四分音符が80。長調・短調ともに2往復。

グレードVI・・・グレードVと同じ内容。ただし、テンポは四分音符が100。

グレードVII・・・ブラームス「51の練習曲」の8b(副七の和音)。

グレードVIII・・・グレードVと同じ内容。ただし、テンポは四分音符が120以上。

※注意 グレードI〜IVの指使いもハノン41番に従ってください。
    どのグレードもペダルありとペダルなしの2通りを弾いてください。
    検定では出題範囲内からランダムに6つの調を指定します。
    お好きなグレードから飛び級することも可能です。ただし、グレードVIIは必ず受けてください。



[審査のポイント]
・しっかりと芯のあるフォルテで音の粒が揃っていること。1の指にアクセントが目立つのはダメ。
・拍子はハノンやブラームスに準じます。ずれたところにアクセントをつけないように。
・ポジションごとに和音をつかみ、柔らかく腕の重心を移動しているかどうか。
・低音域と高音域での響きのバランス。
 
 
★★★ 楽典(音楽理論) ★★★

グレードI・・・ドイツ音名について。スペルの書き方、カタカナでの読み方、楽譜の読み書き。

グレードII・・・音程について。譜例に示された2音間の音程を答える。短2度、完全5度、増6度など。複音程も含む。

グレードIII・・・調性判定と移調と調号について。指定された調の調号を書く。譜例から音をイメージし調性を答える。譜例を指定された調に移調する。

グレードIV・・・速度記号や発想記号等の意味。Allegro ma non troppo、meno p、tempo giusto、disperato、smorzando、tranquilloなど。

グレードV・・・和音について。根音、第3音などの音の呼び名。転回形。長三和音、減七の和音、属九の和音など和音の種類。

グレードVI・・・和音について。和音の度数(基本的なものだけ、属七まで)。○調の○度の第○転回形のように。

グレードVII・・・グレードVIと同じ内容。ただし、借用和音、根音省略形、準固有音、下方変位等も含む。

グレードVIII・・・桐朋女子高等学校音楽科の入学試験問題と同程度の楽典の問題。

※注意 全て筆記試験です。
    
楽典の検定はグレードIから順番に受けてください。


[審査のポイント]
・楽典の基本的知識が押さえられているか。
・譜例として出された楽譜から音の響きを想像し、調性判定や移調などが行えるか。
 
 
★★★ 和声法(四声体和声) ★★★

グレードI・・・バス課題。主要三和音のみ。基本形のみ。短い問題を2問。

グレードII・・・バス課題。グレードIにII度とVI度を加えたもの。短い問題を2問。

グレードIII・・・バス課題。第一転回形を使った問題。使う和音の種類はグレードIIと同じ。二分の二拍子、4小節の問題を2問。

グレードIV・・・
バス課題。第二転回形を使った問題。二分の二拍子、4小節の問題を2問。

グレードV・・・指定された調と度数の進行による自由課題。拍子も自由。Vから始まる場合はアウフタクトにすること。2問。

グレードVI・・・バス課題。グレードIVに属七、二度七、ドッペルドミナントを加えたもの。二分の二拍子、8小節の問題を1問。

グレードVII・・・バス課題。グレードVIに属九、根音省略、借用和音、付加六などを加えたもの。二分の二拍子、8小節の問題を1問。

グレードVIII・・・ソプラノ課題。グレードVIIに準ずる。二分の二拍子、8小節の問題を1問。


※注意 お好きなグレードから飛び級することも可能です。ただし、グレードVIIは必ず受けてください。
    グレードVII以降は課題として書かれている音符より細かいリズムを使って非和声音を使用しても構いません。



[審査のポイント]
・禁則や推奨される進行をよく理解し、自然な和声進行が作れているかどうか。

 
 
★★★ 聴音(書き取り) ★★★

グレードI・・・4小節の非常に簡単な単旋律を2問(調性はC-durのみ)。

グレードII・・・4小節の簡単な単旋律を2問。(調性はC-durとa-moll)。

グレードIII・・・4小節の単旋律を3問(調性は♯♭1つまで)。

グレードIV・・・4小節の単旋律を2問(調性は♯♭3つまで)、4小節の2声の和音(二分の二拍子、ト音記号)を1問。以上の合計3問。

グレードV・・・8小節の単旋律を1問、4小節の簡単な2声旋律を1問、4小節の簡単な単旋律の暗譜を1問。以上の合計3問。

グレードVI・・・8小節の単旋律を1問、4小節の2声旋律を1問、8小節の3声の和音(二分の二拍子、大譜表)を1問、4小節の単旋律の暗譜を1問。以上の合計4問。

グレードVII・・・8小節の単旋律を1問、8小節の2声旋律を1問、8小節の4声の和音(二分の二拍子、大譜表、密集と開離の混合)を1問、4小節の2声旋律の暗譜を1問。以上の合計4問。

グレードVIII・・・自由な曲風のものを2問。

※注意 グレードV以降の調性の出題範囲は全調です。
    
お好きなグレードから飛び級することも可能です。ただし、グレードVIIは必ず受けてください。


[審査のポイント]
・楽譜の書き方(記譜のルール)をよく理解しているか(譜表、調号、拍子によるリズム形態、符尾の向き、譜割り等)。
・規定の回数と時間内に8割以上の完成度で書き取れるかどうか。
 
 
★★★ ソルフェージュ(新曲視唱) ★★★

グレードI・・・4小節の簡単なメロディーを1問(調性はC-durのみ)、4小節の簡単なリズム打ちを1問。以上の合計2問。

グレードII・・・4小節のメロディーを1問(調性はC-durのみ)、4小節のリズム打ちを1問。以上の合計2問。

グレードIII・・・4小節のメロディーを1問(調性は♯♭3つまで)、4小節のリズム打ちを1問。以上の合計2問。

グレードIV・・・4小節のメロディーを1問、4小節のリズム打ちを1問。以上の合計2問。

グレードV・・・8小節のメロディーを1問、8小節のリズム打ちを1問。以上の合計2問。

グレードVI・・・8小節のメロディーを1問、8小節のリズム付きメロディー(リズムを手拍子で叩きながらメロディーを歌う)を1問。以上の合計2問。

グレードVII・・・
8小節のリズム付きメロディーを1問、弾き語りを1問。以上の合計2問。

グレードVIII・・・弾き語りを2問(うち1問は歌+スコア弾き、ハ音記号も含む)。以上の合計2問。

※注意 移動ドではなく固定ドで歌ってください。
    グレードIV以降の調性の出題範囲は全調です。
    
お好きなグレードから飛び級することも可能です。
    グレードVIIIのスコアリーディングはテンポも遅く音数もあまり多くない比較的簡単な課題です。


[審査のポイント]
・読譜の正確性(強弱記号や発想記号、テンポなど)。
・音程やリズムの正確さ。
・曲として成り立たせているかどうか。
 
 
★★★ KBS(キーボードソルフェージュ) ★★★

グレードI・・・簡単な初見演奏を1問(バイエル程度)。

グレードII・・・簡単な初見演奏を1問(プレ・インヴェンション程度)。

グレードIII・・・初見演奏を1問(ブルグミュラー程度)、与えられたテーマ(主題モティーフ)を用いた簡単な即興演奏(片手でも可)を1問。以上の合計2問。

グレードIV・・・初見演奏を1問、与えられたテーマ(主題モティーフ)を用いた簡単な即興演奏(ハーモニー感のある伴奏を付けること)を1問。以上の合計2問。

グレードV・・・初見演奏を1問、与えられたメロディーに即興でハーモニーを付ける演奏を1問。以上の合計2問。

グレードVI・・・初見演奏(3声のスコアリーディング、アルト記号含む)を1問、指定された和声進行のカデンツ演奏(例えばI→II→V→VI→IV→Iなど、転回形は含むが借用和音や複雑に変化した和音は含まない)を1問。以上の合計2問。

グレードVII・・・初見演奏(連弾)を1問、
指定された和声進行のカデンツ演奏(借用和音等も含む)を1問。以上の合計2問。

グレードVIII・・・与えられたテーマ(主題1曲)による変奏曲を即興で演奏(最低3つの変奏を作る)を1問、オリジナル曲の作曲を1問(コピー譜を提出。演奏可能な場合は演奏してください。演奏困難な場合、録音やMIDIなどでもいいのでイメージを聴かせてください)。以上の合計2問。

※注意 初見演奏の予見時間、即興演奏の構想時間はどれも2分。
    グレード
IとIIとIIIはパスしてIVから飛び級することも可能です。


[審査のポイント]
・初見演奏では、読譜の正確性と基本的な演奏能力(音色、バランス、アーティキュレーション、各種発想記号、ペダル等)。
・初見演奏、即興演奏ともに曲として自然であるかどうか。
・和声法をよく理解しているかどうか。
・即興演奏や作曲では多様性やオリジナリティーがあるかどうか。
・作曲は、作曲者本人のこだわりがあり、自作品を大切に思う気持ちがあるかどうか。

 
 
 

           

 

以上の要領で検定を行っております。
ご不明な点などはお気軽にお問い合わせください。